GCS(Google Cloud Storage)に配置したファイルを、SQL Server搭載済の仮想マシンに転送し、SQL Serverにデータロードし、データロードしたデータを利用してデータ分析用のデータ(ディメンション・キューブ)であるSSASプロジェクトを、SQL Server Analysis Serverに配置するところまで、一括で実施できるJavaプログラムを作成したため、その内容について共有する。今回は、作成したプログラムの内容について述べる。
GCS(Google Cloud Storage)上のファイル
GCS上には、以下のようにtsvファイルが配置されているものとする。
Javaプログラムの実行結果
Java 1.8で本プログラムを作成したが、その際の実行結果は以下の通り。
実行前後の結果
GCS上のファイルを取得した、SQLServer上のファイル格納場所は以下の通りで、実行後にGCS上のtsvファイルが格納されていることが確認できる。
<実行前>
<実行後>
SQL Server上のテーブルのデータは以下の通りで、実行後にtsvファイルのデータがdbo.salesテーブルに格納されていることが確認できる。
<実行前>
<実行後>
SQL Server Analysis Serverに配置されたSSAS(SQL Server Analysis Services)プロジェクトは以下の通りで、SQL Server Analysis ServerにSSASプロジェクトが格納されていることが確認できる。
<実行前>
<実行後>
さらに、実行後に、SQL Server Analysis Serverに配置されたSSASプロジェクトを利用したSSRS(SQL Server Reporting Services)プロジェクトにより出力されたレポートは、以下の通り。
なお、作成したプログラムの内容や環境構築の内容については、このブログにて、同名の記事(2)~(5)にて記載している。