ASP(Classic ASP)とVBScriptを利用するプログラムでは、ログ出力される仕組みがあるため、何らかのエラーが発生すると、そのログにエラーログが出力される。
今回は、ASP(Classic ASP)とVBScriptを利用してエラーを発生しログを確認してみたので、その手順を共有する。
前提条件
下記記事のASP(Classic ASP)とVBScriptを利用してOracleに接続するプログラムの作成が完了していること。
ASP(Classic ASP)とVBScriptを利用してOracleに接続するプログラムを作成してみたこれまでこのブログでは、ASP(Classic ASP)内でVBScriptを利用するプログラムでSQL Serverに接続していたが、...
サンプルプログラムの作成
なお、上記の赤枠は、前提条件のプログラムから追加・変更したプログラムである。
subora.incは、Oracle接続先を以下のように変更し、パスワード誤りになるようにしている。
objCon.Open "Provider=OraOLEDB.Oracle;Data Source=xe;" _ & "User ID=USER01;Password=USER02;"
サンプルプログラムの実行結果(エラーログの確認)
サンプルプログラムを実行し、エラーログを確認した結果は、以下の通り。
1) ブラウザ上でURLに「http://localhost/oracle.asp」を入力すると、以下の画面が表示され、エラーが発生したことが確認できる。
2) ログファイルは以下のように、「C:\inetpub\logs\LogFiles\W3SVC1」フォルダ下に、「u_exYYMMDD.log」という名前で作成されていることが確認できる。
3) ログファイルの中身を確認すると、以下の赤枠の通りで、「ORA-01017:_invalid_username/password;_logon_denied」と、エラー内容がログが出力されていることが確認できる。
要点まとめ
- ASP(Classic ASP)とVBScriptを利用するプログラムでは、ログ出力される仕組みがあるため、エラー発生時はそのログを確認すると、どんなエラーが発生したか確認できる。