ASP/VBScript

ASP(Classic ASP)とVBScriptを利用したプログラムをSubプロシージャに分割してみた

VBScriptを利用したプログラムは、SubプロシージャやFunctionプロシージャを利用してモジュール分割ができる。

今回は、ASP(Classic ASP)とVBScriptを利用してSQL Serverに接続するプログラムのうち、SQL Serverからユーザーデータリストを取得する部分をSubプロシージャで分割してみたので、そのプログラムを共有する。

なお、SubプロシージャでなくFunctionプロシージャを利用すると、戻り値を返却することができる。

前提条件

下記記事のASP(Classic ASP)とVBScriptを利用してSQL Serverに接続するプログラムの作成が完了していること。

ASP(Classic ASP)とVBScriptを利用してSQL Serverに接続するプログラムを作成してみたASP(Classic ASP)内でVBScriptを利用するプログラムにおいて、データベースに接続するプログラムを作成することができる...

サンプルプログラムの作成

サンプルプログラムの構成は、以下の通り。
サンプルプログラムの構成_1

サンプルプログラムの構成_2

なお、上記の赤枠は、前提条件のプログラムから追加・変更したプログラムである。

ユーザーデータリストに設定する各値を定義したプログラムの内容は以下の通りで、privateなインスタンス変数とそのGetter/Setterに該当するメソッドをそれぞれ定義している。

また、Subプロシージャで定義したプログラムの内容は以下の通りで、userData.incを読み込むと共に、SQL Serverからユーザーデータリストを取得している。

さらに、ASPのプログラムの内容は以下の通りで、sub.incを読み込むと共に、Subプロシージャで取得したユーザーデータリストを画面に表示している。

サンプルプログラムの実行結果

以下の前提条件に記載した記事の、サンプルプログラムの実行結果と同じ結果になること。

ASP(Classic ASP)とVBScriptを利用してSQL Serverに接続するプログラムを作成してみたASP(Classic ASP)内でVBScriptを利用するプログラムにおいて、データベースに接続するプログラムを作成することができる...

要点まとめ

  • VBScriptを利用したプログラムは、SubプロシージャやFunctionプロシージャに分割することができる。
  • Subプロシージャの定義は、拡張子に.incをもつ別ファイルに定義し、呼び元のASPで「」を指定することで呼び出すことができる。
  • VBScriptでは、Classを利用してprivateなインスタンス変数とそのGetter/Setterに該当するメソッドをそれぞれ定義できる。