バッチファイル

バッチファイルで読み込んだファイルのデータを利用してみた

バッチファイルとは、Windows環境で実行できるコマンド列を記述したテキストファイルで、バッチファイルを使って、例えば読み込んだファイルのデータを利用することができる。

今回は、バッチファイルからファイルを読み込み、読み込んだデータを利用してみたので、そのサンプルプログラムを共有する。

前提条件

下記記事の実装が完了していること。

バッチファイルでSELECT文の実行結果をファイルに出力してみたバッチファイルとは、Windows環境で実行できるコマンド列を記述したテキストファイルで、バッチファイルを使うと、データベースに接続して...

サンプルプログラムの作成

サンプルプログラムの構成は、以下の通り。
サンプルプログラムの構成

use_input_data.batの内容は以下の通りで、output.log(変数inputFileで定義)に出力している。

また、上記プログラムで読み込むoutput.logの内容は、前提条件の記事で作成したファイルと同じで、以下の通り。
前提条件

サンプルプログラムの実行結果

サンプルプログラムの実行結果は、以下の通り。

1) コマンドプロンプトを起動し、バッチファイルが存在するディレクトリ(C:\tmp)に移動し、各ファイルの存在を確認する。
サンプルプログラムの実行結果_1

2) バッチファイル(use_input_data.bat)を実行する。実行すると、コマンドプロンプトには以下の値が表示される。
サンプルプログラムの実行結果_2

要点まとめ

  • バッチファイルとは、Windows環境で実行できるコマンド列を記述したテキストファイルで、バッチファイルを使うと、読み込んだファイルのデータを利用することができる。
  • ファイルから特定の文字列を含む行を抜き出すには、findstrコマンドを利用する。