C#では、JavaやPython等と同様に、if文/for文/while文といった制御構造を利用したり、別メソッドの呼び出しを行ったりできる。
今回は、C#を利用して、簡単な数当てゲームを作成してみたので、そのサンプルプログラムを共有する。
前提条件
下記サイトの手順に従って、Windows端末上でC#の開発環境を作成済であること。
Windows端末上でC#の開発環境を作成してみたWindows端末上でC#の開発環境を作成するには、マイクロソフト社が提供している「Visual Studio」を利用するとよい。 ...
サンプルプログラムの内容
作成したサンプルプログラムの内容は以下の通りで、メインメソッド(Main)内で、正解するまで繰り返し、入力値をチェックし正解と比較している。また、入力値と正解を比較する処理は別メソッド(Judge)にまとめ、メインメソッドから呼び出している。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 | // See https://aka.ms/new-console-template for more information namespace Sample { class Program { static void Judge(int answer, int correct, int count) { // 入力値(answer)と正解(correct)の比較結果を出力する if (answer == correct) { Console.WriteLine("正解です!"); Console.WriteLine(count + "回で正解しました!"); } else if(answer < correct) { Console.WriteLine("もっと大きな数です。"); } else { Console.WriteLine("もっと小さな数です。"); } Console.WriteLine(); } static void Main(string[] args) { Console.WriteLine("*** 数当てゲーム START ***"); Console.WriteLine(); // 正解の値を0~9の乱数で取得 int correct = new Random().Next(0, 9); // 当てるまでの回数を設定 int count = 0; while (true) { Console.WriteLine("0~9までの1桁の数字を入力してください"); // コンソール上で入力された値を取得 string? input = Console.ReadLine(); count++; // コンソール上で入力された値をチェック if (input == null || input.Length != 1 || !int.TryParse(input, out int answer)) { Console.WriteLine("1桁の数字でありません"); Console.WriteLine(); continue; } // 結果を判定 Judge(answer, correct, count); // 正解の場合、ループを抜ける if(answer == correct) { break; } } Console.WriteLine("*** 数当てゲーム END ***"); } } } |
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サンプルプログラムの実行結果
サンプルプログラムの実行結果例は、以下の通り。
3) 以下のように、入力値と正解を比較した結果が表示される。
5) 以下のように、入力値と正解を比較した結果が再度表示される。
8) 入力値と正解が1回で一致した場合の表示例は、以下の通り。
9) 入力値に数値以外や空白を入力した場合の表示例は、以下の通り。
要点まとめ
- C#では、JavaやPython等と同様に、if文/for文/while文といった制御構造を利用したり、別メソッドの呼び出しを行ったりできる。