C#

C#でWebアプリケーションを作成してみた

Visual Studio で、「ASP.NET と Web 開発」ワークロード内の「ASP.NET Core Web アプリ」を選択すると、C#によるWebアプリケーションを作成することができる。

今回は、Visual Studioによる画面操作で、C#によるWebアプリケーションを作成してみたので、その手順を共有する。

前提条件

下記サイトの手順に従って、Windows端末上でC#の開発環境を作成済であること。

Windows端末上でC#の開発環境を作成してみたWindows端末上でC#の開発環境を作成するには、マイクロソフト社が提供している「Visual Studio」を利用するとよい。 ...

やってみたこと

  1. 「ASP.NET と Web 開発」ワークロードのインストール
  2. C#でのWebアプリケーション作成
  3. 作成されたプログラムの内容

「ASP.NET と Web 開発」ワークロードのインストール

C#でWebアプリケーションを作成するには、Visual Studio内の「ASP.NET と Web 開発」ワークロードをインストールする必要がある。その手順は、以下の通り。

1) Windowsメニューから「Visual Studio Installer」を選択する。
ASP.NET と Web 開発ワークロードのインストール_1

2)「Visual Studio Community 2022」の「変更」ボタンを押下する。
ASP.NET と Web 開発ワークロードのインストール_2

3)「ASP.NET と Web 開発」を選択し、「変更」ボタンを押下する。
ASP.NET と Web 開発ワークロードのインストール_3

4) ダウンロード・インストールが進行中の画面表示例は、以下の通り。
ASP.NET と Web 開発ワークロードのインストール_4

5) インストールが完了すると、以下の状態になるため、画面を閉じる。
ASP.NET と Web 開発ワークロードのインストール_5



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C#でのWebアプリケーション作成

C#でWebアプリケーションを作成するには、「ASP.NET Core Web アプリ」を利用する。その作成手順は、以下の通り。

1) Windowsメニューから「Visual Studio 2022」を選択する。
C#でのWebアプリケーション作成_1

2) Visual Studioのホーム画面が開くので、「新しいプロジェクトの作成」を押下する。
C#でのWebアプリケーション作成_2

3)「ASP.NET Core Web アプリ」を選択し、「次へ」ボタンを押下する。
C#でのWebアプリケーション作成_3

4) プロジェクト名を変更後、「次へ」ボタンを押下する。
C#でのWebアプリケーション作成_4

5) そのままの状態で、「作成」ボタンを押下する。
C#でのWebアプリケーション作成_5

6) プロジェクト作成中の画面は、以下の通り。
C#でのWebアプリケーション作成_6

7) プロジェクトの作成が完了すると、以下の画面が表示される。
C#でのWebアプリケーション作成_7

8) 作成したプロジェクトの実行ボタンを押下する。
C#でのWebアプリケーション作成_8

9) 以下のように、各証明書を信頼するか/インストールするか質問されるため、それぞれ「はい」ボタンを押下する。
C#でのWebアプリケーション作成_9_1

C#でのWebアプリケーション作成_9_2 C#でのWebアプリケーション作成_9_3 C#でのWebアプリケーション作成_9_4

10) 少し待つと、以下のWelcome画面の表示が確認できる。
C#でのWebアプリケーション作成_10_1

また、「Microsoft Visual Studio デバッグ コンソール」も、起動することが確認できる。
C#でのWebアプリケーション作成_10_2

11) 画面を閉じるには、ブラウザの右上の×ボタンを押下する。
C#でのWebアプリケーション作成_11_1

「Microsoft Visual Studio デバッグ コンソール」も、任意のキーを押下すると、この画面が閉じることが確認できる。
C#でのWebアプリケーション作成_11_2



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作成されたプログラムの内容

作成されたプログラムは、以下の構成になっている。
プログラムの構成
なお、赤枠のソースコードについては、後述する。

プログラム実行時に、画面に表示されたHTMLは「Index.cshtml」で、「Index.cshtml」に埋め込む値の設定は「Index.cshtml.cs」で行える。

また、「Index.cshtml」のタイトル・ヘッダー・フッターは、以下の「_Layout.cshtml」で定義している。

さらに、「Index.cshtml」のCSSは、以下の「_Layout.cshtml.css」で定義している。

なお、これらはRazorページを利用している。Razorページについては、以下を参照のこと。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/aspnet/core/razor-pages/?view=aspnetcore-8.0&tabs=visual-studio

また、Webアプリケーションを起動し、「Index.cshtml」を表示する処理は、以下の「Program.cs」で行っている。

なお、Program.csの詳細は、以下のサイトを参照のこと。
https://tech-lab.sios.jp/archives/40718#Programcs

さらに、アプリケーションの起動設定は、以下の「launchSettings.json」で行っている。

その他のアプリケーション設定は、以下の「appsettings.json」「appsettings.Development.json」で行っている。

要点まとめ

  • Visual Studio で、「ASP.NET と Web 開発」ワークロード内の「ASP.NET Core Web アプリ」を選択すると、C#によるWebアプリケーションを作成することができる。