「MiniTool Partition Wizard 無料版」を利用すると、パーティション分割・統合・拡張といったパーティション操作に加えて、パーティションチェックも行うことができる。
今回は、「MiniTool Partition Wizard 無料版」を利用したパーティションチェックを行ってみたので、その手順を共有する。
前提条件
下記記事の「MiniTool Partition Wizard 無料版」のインストールが完了していること。
やってみたこと
サーフェステスト
PCのハードディスク上の円盤状の記憶装置の記録単位のことをセクタというが、もし、パーティションに不良セクタがある場合、パーティション操作が順調に実行できなくなる。
「MiniTool Partition Wizard 無料版」には、パーティションの不良セクタが無いかどうかチェックする「サーフェステスト」という機能があるため、その使用手順を共有する。
1) MiniTool Partition Wizard 無料版のトップ画面で、チェック対象のパーティションを選択し「サーフェステスト」を選択する。
2) 以下のように、サーフェステストを行うための画面が表示されるため、「今すぐ開始」ボタンを押下する。
なお、「サーフェステストのチュートリアル」リンクを押下すると、以下のURLのサイトが閲覧でき、サーフェステストの実行手順が確認できる。
https://www.partitionwizard.jp/help/partition-test-surface.html?from-free-v11120300
3) サーフェステストが行われ、以下のようにチェックが開始される。緑で表示されているセクタは、正常であることが確認できる。
4) サーフェステストが完了すると、以下のように完了メッセージが表示される。ここで「OK」ボタンを押下すると、メッセージが閉じる。
5) サーフェステストの画面を終了するには、右上の×ボタンを押下する。
6) 以下のように確認メッセージが表示されるため、「はい」ボタンを押下すると、サーフェステストの画面が閉じる。
ファイルシステムチェック
パーティションに不良セクタが無かったとしても、ファイルシステムが壊れていると、データにアクセスすることができなくなる。
「MiniTool Partition Wizard 無料版」には、ファイルシステムが壊れていないかチェックする「ファイルシステムテスト」という機能があるため、その使用手順を共有する。
1) MiniTool Partition Wizard 無料版のトップ画面で、チェック対象のパーティションを選択し「ファイルシステムチェック」を選択する。
2) 以下のように、ファイルシステムチェックを行うための画面が表示されるため、オプションを選択し「開始」ボタンを押下する。なお、下記画面ではオプションで「チェックのみ(修正しない)」を選択しているが、エラー修正したい場合は「チェックして検出したエラーを修正する」を選択する。
なお、「ファイルシステムチェックのチュートリアル」リンクを押下すると、以下のURLのサイトが閲覧でき、ファイルシステムチェックの実行手順が確認できる。
https://www.partitionwizard.jp/help/check-file-system.html?from-free-v11120300
3) 以下のようなファイルチェック処理のログが出力され、異常が無いことが確認できる。なお、下図では、出力されたログを一度に表示できるようにしている。
4) ファイルシステムテストの画面を終了するには、右上の×ボタンを押下する。
要点まとめ
- 「MiniTool Partition Wizard 無料版」を利用すると、サーフェステストやファイルシステムチェックといったパーティションチェックも行うことができる。
- サーフェステストではパーティションに不良セクタが無いかどうかをチェックし、ファイルシステムチェックではファイルシステムが壊れていないかをチェックする。