前回は、Excel VBAでOracleに接続し、指定したSELECT文のデータを取得するプログラムを作成してみたが、今回はそのプログラムを修正し、複数のテーブルデータを繰り返し取得できるようにしてみた。
なお、今回のサンプルプログラムと実行結果は長くなるため、完成したサンプルプログラムの画面イメージのみここで記載し、ソースコードの内容は次回の記事で掲載する。
前提条件
下記記事のサンプルプログラムの作成が完了していること。
サンプルプログラムの実行結果
今回作成したサンプルプログラムの実行結果は、以下の通り。
1) サンプルプログラム「DbDump.xlsm」のレイアウトは以下の通り。
2) 以下のように、user_dataテーブルに入っている状態のデータが取得できることが確認できる。
3) 以下のように、user_dataテーブルにデータを追加した後で「取得」ボタンを押下すると、先ほど取得したデータの後に、取得したデータが追加されることが確認できる。
4) 以下のように、user_dataテーブルのデータを更新した後で「取得」ボタンを押下すると、更新後のデータが追加されることが確認できる。
5) 以下のように、user_dataテーブルのデータ取得条件を追加すると、指定した条件に従ったデータが取得できることが確認できる。また、他のテーブルも取得対象に追加すると、そのテーブル名のシートにデータが取得されることが確認できる。
また、エラーチェックについての実行例は、以下の通り。
6) 以下のように、SQLエラーが発生する条件でデータ取得を行うと、エラーメッセージとシート削除確認メッセージが表示されることが確認できる。
7) 以下のように、テーブル名が未入力の状態だと、「テーブル名が全て未入力です」というエラーメッセージが表示される。
8) 以下のように、テーブル名が重複していると、「テーブル名XXXが重複しています」というエラーメッセージが表示される。