GCP

GCP Cloud Pub/Subを使ってみた(1)

今回は、GCP(Google Cloud Platform)の機能の1つである、Cloud Pub/Subを使ったJavaプログラムを作成したため、その内容について述べる。

Cloud Pub/Subは、別々に開発されたアプリケーションの間で、安全にメッセージ通信が行える機能である。このメッセージ通信の機能を使うと、例えばシステムAが処理完了後にメッセージを送信し、システムBがそのメッセージを受信直後に処理を開始する、といったタイミング制御を行うことができる。詳細は下記を参照のこと。
https://cloud.google.com/pubsub/docs/overview?authuser=1&hl=ja

今回はまず、1台の仮想マシン上でメッセージの送受信が行えるようなプログラムを作成した。その実行結果は以下の通り。

1) 1台の端末のみ起動しておく。
実行結果_1台の場合_1

2) プログラムの実行結果は以下の通りで、メッセージを送信後、送信したメッセージが受信できることが確認できる。
実行結果_1台の場合_2

また、2台の仮想マシン上でメッセージの送受信が行えるようなプログラムも作成した。その実行結果は以下の通り。

1) 2台の端末を起動しておく。
実行結果_2台の場合_1

2) サーバー側(test-linux-vm-2)のプログラムを起動する。
実行結果_2台の場合_2

3) クライアント側(test-linux-vm)のプログラムを起動する。こちらはメッセージの送信を行う。
実行結果_2台の場合_3

4) サーバー側(test-linux-vm-2)で、クライアント側から送信されたメッセージが受信できることが確認できる。
実行結果_2台の場合_4

なお、この処理が実行できるまでの過程は、このブログにて、同名のタイトルの(2)~(4)にて記載している。