設計・テスト

PlantUMLをVSCode上で利用してみた

PlantUMLは、VSCode(Visual Studio Code)上で編集するようにすると、ソースコードを色つきで分かりやすく表示することができる。

今回は、VSCodeをインストールし、VSCode上でPlantUMLを利用してみたので、その手順を共有する。

なお、今回描画するのは、前回と同様、下記記事の先頭のシーケンス図となる。
https://qiita.com/ffggss/items/5200f6262cb68396dc15



前提条件

以下のように、Windows端末上にJDK13がインストールされていて、javaコマンドが利用できること。
前提条件_1

前提条件_2

また、Graphvizのインストールが完了していること。その手順は、以下のサイトの1~12の手順を順に行えばよい。
https://www.kkaneko.jp/tools/win/graphviz.html

やってみたこと

  1. VSCodeのインストール
  2. VSCodeの日本語化
  3. PlantUMLのインストール
  4. PlantUMLのコード作成と実行

VSCodeのインストール

VSCode(Visual Studio Code)のインストールは、以下の手順で行う。

1) 下記サイトにアクセスし、Windows用のVSCodeインストーラをダウンロード
https://visualstudio.microsoft.com/ja/free-developer-offers/

VSCodeインストール_1_1 VSCodeインストール_1_2 VSCodeインストール_1_3

2) ダウンロードしたVSCodeインストール用の実行ファイル(VSCodeUserSetup-x64-1.45.1.exe)をダブルクリック
VSCodeインストール_2

3) 下記画面が表示されるので、「同意する」を選択し、「次へ」ボタンを押下
VSCodeインストール_3

4) インストール先を選択し、「次へ」ボタンを押下
VSCodeインストール_4

5) そのまま「次へ」ボタンを押下
VSCodeインストール_5

6) そのまま「次へ」ボタンを押下
VSCodeインストール_6

7) 「インストール」ボタンを押下
VSCodeインストール_7

8) インストールが完了すると、以下の画面が表示されるため、「完了」ボタンを押下
VSCodeインストール_8

9) 以下のVSCodeの画面が起動することが確認できる
VSCodeインストール_9



VSCodeの日本語化

VSCodeの画面のメニューを日本語化する手順は、以下の通り。

1) VSCodeの画面で、「View(表示)」メニューの「Extensions(拡張機能)」を選択
VSCodeの日本語化_1

2) 検索欄で「japanese」を入力すると、「Japanese Language Pack」が表示されるので、そこで「install」を押下
VSCodeの日本語化_2

3) 右下に、VSCodeの再起動の確認ダイアログが表示されるので、「Restart Now」ボタンを押下
VSCodeの日本語化_3

4) 再起動が終わると、以下のように、VSCodeの画面のメニューが日本語化されていることが確認できる
VSCodeの日本語化_4



PlantUMLのインストール

PlantUMLのインストール手順は、以下の通り。なお、VSCodeを起動するところから実施するものとする。

1) VSCodeを起動するには、スタートメニューから「Visual Studio Code」を選択
PlantUMLのインストール_1

2) 「表示」メニューから「拡張機能」を選択
PlantUMLのインストール_2

3) 検索欄で「PlantUML」を入力すると、「PlantUML」が表示されるので、そこで「インストール」を押下
PlantUMLのインストール_3

4) インストールが完了すると、以下の画面表示になる
PlantUMLのインストール_4



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PlantUMLのコード作成と実行

PlantUMLのコード作成と実行手順は、以下の通り。

1) 「ファイル」メニューから「フォルダーを開く」を押下し、開くフォルダを指定
PlantUMLのコード実行_1_1

PlantUMLのコード実行_1_2 PlantUMLのコード実行_1_3

2) 開いたフォルダの「新しいファイル」ボタンを押下
PlantUMLのコード実行_2

3) VSCode上でPlantUMLを利用するため、拡張子「.pu」のファイルを作成
PlantUMLのコード実行_3_1

PlantUMLのコード実行_3_2

4) 作成したファイルに、PlantUMLのコードを入力し、保存
PlantUMLのコード実行_4
なお、ファイルを保存するには、「ファイル」メニューから「保存」を選択すればよい。

5) PlantUMLのコード上にカーソルが当たった状態で、「表示」メニューから「コマンドパレット」を選択
PlantUMLのコード実行_5

6) PlantUMLのメニューを検索し、「PlantUML: カーソル位置のダイアグラムをプレビュー」を選択
PlantUMLのコード実行_6

7) 以下のように、PlantUMLのプレビューが表示されることが確認できる
PlantUMLのコード実行_7

8) PlantUMLのコード上にカーソルが当たった状態で、「表示」メニューから「コマンドパレット」を選択
PlantUMLのコード実行_8

9) PlantUMLのメニューを検索し、「PlantUML: カーソル位置のダイアグラムをエクスポート」を選択
PlantUMLのコード実行_9

10) エクスポートする画面の拡張子をきかれるので、「png」を選択
PlantUMLのコード実行_10

11) 右下に「ダイアグラムのエクスポートが完了しました」というメッセージが表示される
PlantUMLのコード実行_11

12) 以下のように、out/umlフォルダ下に、作成したUML画像が出力されていることが確認できる
PlantUMLのコード実行_12

要点まとめ

  • PlantUMLは、VSCode(Visual Studio Code)上で編集するようにすると、ソースコードを色つきで分かりやすく表示することができる。