機械学習

ニューラルネットワークでKerasに含まれるMNIST(手描き数字)のデータを分類してみた

以下の記事で、Kerasに含まれるMNIST(手描き数字)のデータを確認している。

Kerasに含まれるMNIST(手描き数字)のデータを取得してみたこれから、ニューラルネットワークで手書き数字を分類することを考えていくが、その際に、Kerasに含まれるMNIST(手描き数字)のデータ...

今回は、Kerasに含まれるMNIST(手描き数字)のデータを利用して、手書き数字の分類を行ってみたので、そのサンプルプログラムを共有する。

今回作成したニューラルネットワークの構成は、以下の通り。
ニューラルネットワークの構成

上記ニューラルネットワークをKerasで構成し、手書き数字の分類を行うサンプルプログラムの内容は以下の通りで、テストデータの約\(97.5\)%において、手書き数字の分類が正常に行えていることが確認できる。

手描き数字のデータの分類



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その他、ニューラルネットワークには、「過学習」「バッチサイズ」「ドロップアウト」という重要な概念がある。詳細は、それぞれ以下のサイトを参照のこと。

●過学習
https://data-viz-lab.com/overfitting

●バッチサイズ
https://qiita.com/kenta1984/items/bad75a37d552510e4682

●ドロップアウト
https://zero2one.jp/ai-word/dropout/

先ほどのサンプルプログラムに、バッチサイズ・ドロップアウトの設定を加えた結果は、以下の通り。

バッチサイズとドロップアウト

要点まとめ

  • Kerasを用いたニューラルネットワークを構築することで、MNIST(手描き数字)のデータを分類できる。
  • ディープラーニングの重要な概念に、過学習・バッチサイズ・ドロップアウトがある。