Spring Boot CSS

Spring BootアプリケーションでBootstrapを利用してみた

Bootstrapは、WEBページでよく使われるフォーム、ボタン、メニューなどの部品がテンプレートとして用意されているフレームワークで、Bootstrapを利用すると、見栄えのいいWEBサイトを簡単に作成することができる。

今回は、作成済のSpring Bootアプリケーションを、Bootstrapでデザインしてみたので、そのサンプルプログラムを共有する。

なお、Bootstrapについては、以下のサイトを参照のこと。
https://www.sejuku.net/blog/7407

前提条件

下記記事の実装が完了していること。

Formクラスに記載していたコードリストの値をThymeleafで直接参照してみたこれまでこのブログで記載してきたSpring Bootアプリケーションのソースコードは、コードリストの値をFormクラスに記載していたが...

サンプルプログラムの構成

作成したサンプルプログラムの構成は以下の通り。
サンプルプログラムの構成
なお、上記の赤枠は、前提条件のプログラムから追加・変更したプログラムである。

build.gradleの内容は以下の通りで、Bootstrapを利用するための設定を追加している。

検索画面(search.html)の内容は以下の通りで、BootstrapのCSSファイル・JSファイルを読み込み、Bootstrapで使えるクラスを追加している。

その他のHTMLファイルについても、検索画面と同じような修正を行っている。 そのソースコード内容は、以下のサイトを参照のこと。
https://github.com/purin-it/java/tree/master/spring-boot-bootstrap/demo

削除または保存していないWordドキュメントの復元方法【4DDiG Windowsデータ復元】ワード(Word)データ等のファイルを誤って削除してしまった場合は、通常はデータの復元ができませんが、4DDiGというソフトウェアを利用...

サンプルプログラムの実行

サンプルプログラムの実行結果は以下の通りで、各画面がBootstrapでデザインされていることが確認できる。

1) 実行前のuser_dataテーブルの中身は、以下の通り。

サンプルプログラムの実行結果_1

2) Spring Bootアプリケーションを起動し、「http:// (ホスト名):(ポート番号)」とアクセスした場合の初期表示は以下の通りなので、そのまま「検索」ボタンを押下する。
サンプルプログラムの実行結果_2_1

サンプルプログラムの実行結果_2_2

3) 上記画面で「データ追加」ボタンを押下すると、以下のように、入力画面(input.html)が表示されることが確認できる。
サンプルプログラムの実行結果_3

4) 入力画面(input.html)でエラーが発生した場合のレイアウトは、以下の通り。
サンプルプログラムの実行結果_4

5) 確認画面(confirm.html)のレイアウトは、以下の通り。
サンプルプログラムの実行結果_5

6) 完了画面(complete.html)のレイアウトは、以下の通り。
サンプルプログラムの実行結果_6

7) 一覧画面(list.html)で、ID=4の「更新」リンクを押下すると、以下のように、該当するデータが入力画面に表示されることが確認できる。
サンプルプログラムの実行結果_7_1

サンプルプログラムの実行結果_7_2

8) 一覧画面(list.html)で、ID=4の「削除」リンクを押下すると、以下のように、該当するデータが削除確認画面に表示されることが確認できる。
サンプルプログラムの実行結果_8_1

サンプルプログラムの実行結果_8_2

要点まとめ

  • Bootstrapは、WEBページでよく使われるフォーム、ボタン、メニューなどの部品がテンプレートとして用意されているフレームワークで、Bootstrapを利用すると、見栄えのいいWEBサイトを簡単に作成することができる。
  • Spring Bootアプリケーションでも、ライブラリを追加することにより、Bootstrapを利用できる。