Spring Boot 基本

Spring Bootアプリケーションでコントローラクラスに@RequestMappingアノテーションを付与してみた

Spring Bootアプリケーションでコントローラクラスを利用することで、画面遷移時の処理を定義できるが、コントローラクラス(メソッドでない)に@RequestMappingアノテーションを付与することで、このコントローラクラス共通で利用するパスを指定することができる。

今回は、コントローラクラス(メソッドでない)に@RequestMappingアノテーションを付与してみたので、そのサンプルプログラムを共有する。

前提条件

下記記事の実装が完了していること。

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サンプルプログラムの構成

作成したサンプルプログラムの構成は以下の通り。
サンプルプログラムの構成
なお、上記の赤枠は、前提条件のプログラムから今回追加・変更したプログラムである。

DemoSubコントローラクラスの内容は以下の通りで、このコントローラクラス共通で利用するパスをクラスに付与した@RequestMappingアノテーションで定義し、サブ画面・初期表示画面にそれぞれ遷移するメソッドをそれぞれ用意している。

また、初期表示画面のHTMLは以下の通りで、「サブ画面へ」ボタンを押下するとサブ画面に遷移するようになっている。

さらに、サブ画面のHTMLはsubフォルダ下に入っている。ソースコードの内容は以下の通りで、「初期表示画面へ」ボタンを押下すると初期表示画面に遷移するようになっている。

その他のソースコード内容は、以下のサイトを参照のこと。
https://github.com/purin-it/java/tree/master/spring-boot-controller-request-mapping/demo



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サンプルプログラムの実行結果

サンプルプログラムの実行結果は、以下の通り。

1) Spring Bootアプリケーションを起動し、「http:// (ホスト名):(ポート番号)/」にアクセスすると、以下のように、index.htmlの画面が表示されることが確認できる。ここで「サブ画面へ」ボタンを押下する。
サンプルプログラムの実行結果_1

2) 以下のようにサブ画面が表示され、URLが「http://(ホスト名):(ポート番号)/demo/sub/toSub」であることが確認できる。ここで「初期表示画面へ」ボタンを押下する。
サンプルプログラムの実行結果_2

3) 以下のように初期表示画面が表示され、URLが「http://(ホスト名):(ポート番号)/demo/sub/back/toIndex」であることが確認できる。
サンプルプログラムの実行結果_3

要点まとめ

  • コントローラクラス(メソッドでない)に@RequestMappingアノテーションを付与することで、このコントローラクラス共通で利用するパスを指定することができる。