Spring Boot DB連携

Spring BootでPostgresqlに接続しMyBatisを利用してみた

今回は、Spring Bootアプリケーションで接続するデータベースをPostgresqlに変更してみたので、そのサンプルプログラムを共有する。

前提条件

下記記事に記載されている、Postgresqlでのユーザー作成とuser_dataテーブル作成が完了していること。

Postgresqlでユーザーを作成しテーブルを追加してみたPostgresqlの場合は、pgAdminを利用すると、ユーザーやデータベースの作成をGUIベースで実施できる。今回は、pgAdmin...

また、下記m_sexテーブルも作成が完了していること。
m_sexテーブルデータ

さらに、下記記事の実装が完了していること。

MyBatisのSQL文をXMLファイルに配置してみたMyBatisを利用するプログラムで、これまではMapperクラスに直接SQL文を記載していたが、今回はXMLファイルにSQL文を移動し...



サンプルプログラムの作成

作成したサンプルプログラムの構成は以下の通り。
サンプルプログラムの構成
なお、上記の赤枠は、前提条件のプログラムから追加/変更したプログラムである。

build.gradleの内容は以下の通りで、Postgresqlに接続するための設定を追加している。



application.propertiesの内容は以下の通りで、Postgresqlに接続するための設定に変更している。



また、UserDataMapper.xmlの内容は以下の通りで、findMaxIdのSELECT文をPostgresql用に変更している。

その他のソースコード内容は、以下のサイトを参照のこと。
https://github.com/purin-it/java/tree/master/spring-boot-postgresql-mybatis/demo



サンプルプログラムの実行結果

Spring Bootアプリケーションを起動し、「http://(サーバー名):(ポート番号)/」とアクセスすると、以下の画面が表示される。
サンプルプログラムの実行結果

その他、下記記事と同じように、データの追加・更新・削除を行うことができる。

Spring BootのWEB画面上でCRUDを含むOracleアクセス処理を実装してみた(完成イメージ編)今回は、C(Create)・R(Read)・U(Update)・D(Delete)を一通り含むOracle接続処理をSpring Boo...

要点まとめ

  • Spring BootでPostgresqlに接続するには、build.gradleにPostgresqlコネクタを追加し、DB接続先設定をPostgresql用に変更すればよい。