SSAS

SSAS(SQL Server Analysis Services)プロジェクトにコマンドでディメンションやキューブ等を追加してみた(1)

SSAS(SQL Server Analysis Services)プロジェクトは、これまで、SSDT(SQL Server Data Tools)ツールを利用した画面による作成、定義ファイルの直接更新、という方法で作成してきた。

SSDT(SQL Server Data Tools)ツールによる作成手順は、下記記事に記載している。

SQL Serverのデータ分析を行った(1)今回は、データ分析用のデータ(ディメンション・キューブ)を作成するためのSQL Server Analysis Services(SSA...

また、定義ファイルの直接更新による作成手順は、下記記事に記載している。

SSAS(SQL Server Analysis Services)の設定ファイルを変更してみた例えば以下の記事のように、SQL Server Analysis Services(SSAS)プロジェクトは、SSDT(SQL Serv...

今回は、あらかじめ作成済のSSASプロジェクトから、データソースビュー、ディメンション、キューブの作成定義ファイルを生成し、その定義ファイルを利用してSSASプロジェクトを更新したので、その手順について記載する。

例えば、データソースビューの作成定義ファイルは、作成済のSSASプロジェクトを利用して、以下の画面例で作成できる。
データソースビューの作成定義の作成

また、作成したディメンション、キューブを使えるようにするには、処理(Processing)を実行する必要がある。そのための定義ファイルの作成は、以下の画面例で行える。
SSAS処理定義作成1

SSAS処理定義作成2

処理を行わないと、以下のように、キューブを参照することができない。
キューブ参照不可1

キューブ参照不可2



作成したスクリプトファイルを利用して、SSASプロジェクトに例えばデータソースビューを追加するコマンドは、以下の画面例となる。
データソースビューの追加例1

データソースビューの追加例2

この後、SSASプロジェクトに、ディメンション・キューブを追加し、処理の実行を行う。その後、SSASプロジェクトを確認すると、以下のように、SSASプロジェクトが作成されキューブが参照できることがわかる。
SSAS確認1

SSAS確認2 SSAS確認3 SSAS確認4